今、世間ではDXといった言葉やIoTといった言葉をよく聞くようになりました。
これらの言葉についてよく聞くようにはなりましたが、実際物流や運送の現場でどのように活用できるのか?そもそもDXやIoTとはどういう意味なのか?という質問をよく耳にしますので、今回のブログではそれらの質問に私なりの回答をしていきたいと思います。
まず、DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、新たに開発されて進化したデジタル技術を活用し、社会や組織、生活を豊かにするという意味でとらえられます。
また、IoTとはInternet of Thingsの略でインターネットを活用することで今までは技術的に難しかった情報の伝達やモノの操作などを行えるようにしようという意味です。
DX、IoTどちらにも共通することは現状のテクノロジーを活用して今までできていないかった事を実現できるようにするという事です。
それでは具体的に今物流や運送の現場でどのような事が技術の発展によって可能になっているのでしょうか?
代表的な例を以下に挙げていきます。
・車輌の位置情報の管理
インターネット技術の進歩によって今どの車輌がどこにあるのかリアルタイムの情報を車輌に取り付けているGPSの情報をインターネットに載せて送ることで可能にすることができます。車輌の運行管理等に活躍します。
・商品の状態把握
個別のタグ(RFID等)を商品の一つ一つに設定することでその商品が今どこにあるのかを把握できるようにします。運送中もそうですが、倉庫についてからも在庫管理に活躍します。
・遠隔点呼(IT点呼)
今までは対面での点呼しか行えなかったのですが、スマートホンやタブレットを使用することにより、ビデオ等で点呼を行えるようになります。今までは事務所にて行わなければいけない等の制約がありましたが、それらがなくなることにより効率的、便利に運送を行えるようになります。
インターネット、デジタル技術の発展により今まで現地、現場でしか把握できなかった情報について遠隔でも取得が可能となり、データもデジタル化されているため、余分な入力の必要なくデータ集計・分析が可能となっており、業務の効率化につながっています。
今後もメタバース等のVR(ヴァーチャルリアリティ)、デジタル技術の発展によって遠隔にいながら身近にいるようなコミュニケーションを取っていく事が可能になっていくと思われ、今まで距離によって解決できなかった問題については解決が可能となり、より便利で豊かな生活が可能になっていくと思われます。例えば、無人販売店舗への配送及び商品展示といった事も可能になります。ニュー多摩運輸においてもデジタル技術を活用し、より皆様に便利で生活を豊かにできるような運送を提供できるようにしてまいります。
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