冷凍車の運送・配送と言えば夏場をイメージされる方が多いかと思いますが、実は12月にもかなり需要が多くなる月となっております。一番の理由はお歳暮です。今は冷蔵・冷凍の技術もかなり発達し、遠方からのお歳暮の取り寄せも可能になっております。カニやアイス等が凍らされた状態で全国に運ばれて行きます。更にお歳暮以外にも昨今ではふるさと納税の影響で12月の運送・配送が増えています。
また、別の理由として北海道等の寒冷地では逆に生花等凍ってはいけないものを運ぶためにヒーター付きの冷凍車(温度管理車)を使用する事が増えます。
チルド品を運ぶ運送会社でこういった荷物が増える繁忙期に気を付けなければいけないのが、荷の積込み方です。
多くの運送会社はより多くの荷物を効率的に積み、効率的に運び出すために荷を積む場所や荷物の数を決めていきます。運送会社にとって時間通りにお客様に荷物を運ぶためにはこういった取り決めの元に荷積みを行う事はとても大切なことです。但し、そういった荷物の積込方法を行う事によって、荷物が破損する、また、冷凍・冷蔵品を運ぶ際に多いのは、荷物が溶けてしまうという事が起こってしまうケースがあります。
荷物が溶ける原因としては、冷凍車の構造上、上部から冷気が出ているため、下の方にある荷物に冷気が届かず、その結果、冷気が届かなかった下部にある荷物が溶けてしまうという事が起きてしまいます。
荷物が溶けないようにするためにはしっかりと下部まで冷気が届くように空気の流れを作れるような荷物の置き方が必要です。
効率を重視した荷物の積み方ではそれができないことがある為、冷気の流れも考慮したうえで効率的な荷物の積み方を検討する必要があります。
荷物を積むという事は単純作業のように思われますが、実はお客様の元に品質を保った状態で時間通りに届ける為に様々な試行錯誤を行い、工夫して積込を行う事が必要です。
ニュー多摩運輸では50年以上運送業に携わらせて頂いた経験から荷物をどのように詰め込めば荷物の品質に影響を与えずに目的地まで届けられるかを判断し、詰め込めます。
荷物の品質にこだわりたい荷主様はぜひ一度お問合せ下さい。
メールでのお問合せ
inquiry@newtama-transport.co.jp